もっといい音で音源を作りたい(ミックスダウンやマスタリング)
自宅スタジオなどでレコーディングやミックスダウンをするというアーティストやミュージシャンが増えてきました。それと同時に音質の悪い音源もよく出回るようになりました。今や音楽はスマホやブルートゥーススピーカーなどから再生されることも多くなり、そこまで「音質」を求めていないと言う感覚の方もいます。しかしいざテレビから再生してみたり、車の高音質スピーカーなどから再生してみると歴然。ひどいミックスの音源とプロ音源との差に愕然とします。
さて、この音の違いはなんでしょうか。
結論から言えば、全てが違います。全てというのは、音の入り口から出口までの機材、技術者の力量、音響の知識などです。
↓当レコーディングエンジニア養成教室で学べば下記のような音源制作が可能です。
1、音の入り口がもっとも重要
まず入り口からです。入り口というのは音の入力部分。マイク→ヘッドアンプ→オーディオインターフェース→パソコンのHDD。ここまでが入力から記録。そして出口は、パソコンのHDD→オーディオインターフェイス→ミキサー→スピーカーというように電子機器を多数媒介して音は運ばれていきます。この流れの中で重要な部分は、音の入り口、すなわちマイクやヘッドアンプといった機材の「質」で大きな差が生まれます。
この最初の入り口のマイクの設置場所(マイキング)一つとっても技術が介入してきます。音の広がり方や入力レベルを調整することによっての記録レベルの適正化、音の反射や聞こえ方、扱う素材としての質が変わってきます。
そして入力マイクの性能によってもかなり変わってきます。上記画像のマイクは当サロンの主力機種「ノイマンu87Ai」です。2021年価格で424,000円(機材は高額なんです汗)その金額を出すだけあって、廉価な3万円ほどのマイクとは雲泥の差です。近年Youtuberや17Liverといった個人の発信者が使用している大半のコンデンサーマイクは、販売文句として高級で音質がいい!などと謳われていますが、正直アマチュアの機材であって、プロ機材とは音が全く違います。その違いがアマチュアとプロとの差でもあるわけなのです。ダイナミックレンジという音を扱う幅も全く違いますし、入力のカプセル部も違います。
入り口はマイクだけではありません。HAと呼ばれるヘッドアンプ部分によっても変わります。アマチュアが使用するオーディオインターフェイスは高くても10万円以内などです。そしてチャンネル入力数が2チャンネルから8チャンネルほどついています。HAの簡単な考え方としては、価格÷チャンネル数です。10万円で8チャンネルであれば、1チャンネルあたりの価格は1,25万円となり、2ちゃんねるで2,5万円の粗悪I/Oと変わりません。せっかく高級マイクを使っても、このHAが悪いといい音で入力ができないといった具合です。
NEVEと呼ばれる業界では有名なHAコンソールの1チャンネルだけを抜き出した現代のHAでも上記画像のように1チャンネル20万円以上もします。この金額を出しても欲しいと思われるほど音が変わるのです。
この入り口の知識は本当に入門レベルです。ここから音の扱い方によっていい音源にも悪い音源にもなります。当レコーディングエンジニア養成講座はミックスダウンで使用していくエフェクトや音のイコライジングの考え方、適正な音圧のあげ方、音の混ぜ方、リヴァーヴの扱い方など、もっと上手にレコーディングやミックスダウンをしたい方向けのプランとなります。
料金
月2回受講(50分) | 9,000円 |
月4回受講(50分) | 16,800円 |
スケジュールの合間に受講が可能です。zoomを使ったオンライン受講も可能です。
お問い合わせはこちら
0438-80-8252
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